Create  Edit  Diff  目次  Index  Search  Changes  History  RSS  Login

現代に甦った宮廷楽器“チェンバロ”の魅力をさぐる

日時

2010年12月26日(日):開場 :14:30 開演15:00

会場

ジュンク堂書店新潟店 地下1階Cafe Space

出演

  • 飯田万里子(チェンバロ)
  • 林 豊彦(テナーリコーダー)

PR文

 チェンバロは、いまやポピュラー音楽でも使われ、名前は知らなくても音を聴けば、誰でもわかる楽器となった。ポール・モーリアオーケストラの「恋はみずいろ」でも使われていた。しかし、フランス革命以降、20世紀に到るまではほとんど廃れてしまった楽器だった。その前はどうかというと、17・18世紀では花形の鍵盤楽器で、宮廷のサロンでも劇場でも大活躍していた。

 チェンバロは長い期間使われた楽器だったため、時代や地域によって設計や音色が大きく異なる。とうぜんチェンバロの音楽も大きく異なる。そんな楽器・音楽の多様性もまた、音色の美しさとともにチェンバロの魅力のひとつとなっている。この講座では、そんなチェンバロの魅力を、歴史、構造、音楽の観点から大解剖してみたい。もちろんチェンバロの生の音色もお楽しみに!

演奏曲目

  • A. マルチェッロ(1669-1747):アダージョ ニ短調(原曲:オーボエ協奏曲 ニ短調 第2楽章)
  • J.C.F. フィッシャー(1670頃-1746):組曲「天文学の女神(ウラニア)」より パッサカリア
  • H. パーセル(1659-95):グラウンド Z.D221
  • F. クープラン(1668-1733):「恋のうぐいす」
    • チェンバロ独奏:飯田万里子
  • J. S. バッハ(1685-1750):リコーダーとチェンバロのためのソナタ ニ短調(全曲)
  • (原曲:オルガンソナタ第3番 ニ短調 BWV527)
    • テナーリコーダー:林 豊彦
    • チェンバロ:飯田万里子
  • 楽器
    • テナーリコーダー(Moeck社・ドイツ、Hottoterreモデル、a=415Hz)
    • チェンバロ(BIZZI社・イタリア、1段鍵盤、イタリアン”コンティヌオ”モデル)

料金

  • 500円(ワイン,日本酒のいづれか)
  • 400円(ホット・アイスコーヒー,アイスティー,オレンジジュースのいづれか)
  • ※定員(椅子席):40名

主催

サイエンスカフェにいがた

Last modified:2010/12/16 10:40:39
Keyword(s):[イベント]
References:[2010年の記録]