新潟の町中に音楽があふれ、チケット一枚でどこでも聴き放題というお祭りです。ラ・フォル・ジュルネ新潟の関連イベントでもあり、今年のテーマはベートーヴェン!
ならばと、チェンバロ1台のコマは、オール・ベートーヴェン・プログラムで臨みました。以下プログラムノートより。
一方、ピアノと入れ替わりに滅びたとされるチェンバロも、一夜にしてこの世から消え去ったのではない。世間で型落ちの旧式となっても、まだピアノに買い換えていない家で、あるいは独特の音色を愛する好事家の手元で、その華やかな音を響かせていただろう。最後の一台の蓋が閉められるその時まで。 宮廷で栄華を誇った昔は遠く、時代遅れの老兵となったころのチェンバロを偲んで、今日はあえてベートーヴェンを弾いてみたい。
リコーダーとのアンサンブルのコマでは、バルサンティがメインディッシュです。リコーダーの庭野さんがYouTubeにアップロードなさった演奏風景。
笠原恒則(チェンバロ)
庭野宏樹(リコーダー) 笠原恒則(チェンバロ)
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References:[2011年の活動]