■声楽
■弦楽器 ■管楽器 ■鍵盤楽器 ※以下、紹介文末尾のカッコ内は在住地です。 |
金泉晶子 KANAIZUMI Akiko (ソプラノ) 意欲的な活動を繰り広げている新潟オペラスタジオの代表。演目にあえてモンテヴェルディのオペラ『ポッペアの戴冠』を選び、またそれを見事成功させようとは! 『ポッペア』つながりのメンバーは多いので、あれが無ければ楽路歴程も無かったことでしょう。本人も軽やかに転がる声に、マドリガーレなどで重唱慣れを兼ね備えた得がたい存在。(長岡) 最年少の大学生。新潟大学で声楽を学んでいます。経験で劣るとはいえ、他もみんな若いので五十歩百歩。まっすぐ伸びる筋のいい声をしていて、将来が楽しみです。なお、同じ字をしていても、金泉「あきこ」に、加藤「しょうこ」です。お間違いなく。(新潟) 新潟大学から上越教育大の大学院に回り、卒業後はさまざまなオペラに出演しています。中でも、モンテヴェルディ『ポッペアの戴冠』の皇妃オッターヴィア役では、気品ある歌と演技で好評を博しました。また、宗教曲の分野でも活躍しており、モーツァルトのレクイエムや戴冠ミサでソリストを務めています。ホームページあり。(直江津) 上の三人がオペラをレパートリーの中核とするのに対して、こちらはより細密な歌曲の分野を得意としています。新潟には数少ない古楽専門の歌手の一人。楽路歴程の他にも新潟オルガン研究会など、演奏・指導ともに幅広く活動しています。また音楽以外にも、Media21でWebサイトのデザインをこなしており、センスの良さは折り紙付き。(巻) |
奈良秀樹 NARA Hideki (ヴァイオリン) 新潟メモリアルオーケストラのコンサートマスター。他にも訪問演奏サークル“ぽんぽこ”を主宰し、さらにはソロ曲もと、編成の大小を問いません。 高橋美也子 TAKAHASHI Miyako (ヴァイオリン) 同じく新潟メモリアルオーケストラの団員。この辺はいわば「同じ釜の飯を食った仲」で、芋蔓式に人の輪が広がっていきます。現在はヤマハでヴァイオリンを教えており、数十人の生徒さんに囲まれて、多忙な毎日を送っています。結婚式などの依頼演奏でも活躍中。(新潟) 東京音楽大学を卒業してドイツに留学中。一時帰国で故郷の新潟に戻っているときに、チェンバロの笠原にコンタクトをとったのがきっかけで、こうして巻きこまれることになりました。 こちらも新潟メモリアルオーケストラの所属で、チェロのパートマネージャーを務めています。立場的に通奏低音を弾くことになりやすく、『ポッペア』やハイドンの『四季』で笠原とコンビを組んだのが縁です。学生時代に始まる豊かな経験をもち、現在でも本業(プログラマ)のかたわら、弦楽四重奏などで方々の結婚式やパーティーにひっぱりだこ。後輩たちにも慕われています。(新潟) 白澤亨 Shirasawa Tohru (ヴィオラ・ダ・ガンバ) 一応ここではヴィオラ・ダ・ガンバということになっていますが、それ以外にもリコーダー/ツィンク/リュート/ルネサンスギターその他もろもろ何でもこいの芸達者。中国楽器まで吹きこなします。楽器制作に携わった経歴もあり、初めて触れる楽器ですら器用に操ってのけるその勘所は驚きの一語。(新潟) |
大作綾 OHSAKU Aya (リコーダー) エリザベト音楽大学でオルガンを専攻しつつ、副科のリコーダーにのめりこみ、演劇活動も盛んというマルチパフォーマーです。一人何役の生活なのやら、こちらもまた大変なバイタリティ。 こちらもリコーダーと声楽(テノール)をこなすマルチタレント。アンサンブル・フローレをはじめ、あちこちの古楽団体で活躍しています。ときに「楽器博物館」と揶揄されるほどのリコーダーのコレクションを持ち、良質の楽器をさまざまに使い分けるなど、音楽に対する"こだわり"の深さは見事。(三条) 松井美和 MATSUI Miwa (フラウト・トラヴェルソ) フラウト・トラヴェルソはバロック時代の形のフルートで、木でできた正真正銘の木管楽器。ハキハキした縦笛リコーダーに対して、横笛のトラヴェルソは少し曇ったような、シックな響きが魅力です。 |
井山靖子 IYAMA Yasuko (チェンバロ) 岡田龍之介氏にチェンバロを師事し、全国の講習会にも出かけて多くの事柄を積極的に吸収しました。ムジカ・ブリランテやネーベル室内合奏協会などで演奏し、着実に活動の場を広げていっています。 (新潟) 楽路歴程ではチェンバロを弾いていますが、本来的にはオルガニスト。フランス国立グルノーブル音楽院で学び、現在は桜美林大学で講師を務めています。実際、フランスのオルガン曲を弾かせたら、仲間では誰もかないません。新潟オルガン研究会で演奏や指導をしているので、ご興味おありな方はそちらをチェックしてみてください。 (長岡) 笠原恒則 KASAHARA Tunenori (チェンバロ) 楽路歴程の代表。演奏会の企画をはじめ、必要があれば編曲もこなします。「演奏はそう悪くないのにイマイチ楽しくなかった」というときはこの人の責任です。 |