笛はうたう!
のびやかに、鳥のように.
2004年9月5日 14:00開演 於 新潟市音楽文化会館 練習室4 J. ルイエ (Jean Baptiste "John of London" Loeillet, 1680〜1730) リコーダー・ソナタ ハ長調 作品3-1
J. ルイエ (Jean Baptiste "John of London" Loeillet, 1680〜1730) ハープシコード組曲 第3番 ハ短調
J. ルイエ (Jean Baptiste "John of London" Loeillet, 1680〜1730) リコーダー・ソナタ イ短調 作品3-4 (アンコール) C. グノー (Charles Gounod, 1818〜1893) & F. シューベルト (Franz Schubert, 1797〜1828) アヴェ・マリア 大作綾(リコーダー) 根津要 (チェロ) 笠原恒則(チェンバロ) 第六回の舞台は、第五回からおよそ100年後、18世紀初頭のロンドンです。当時の英国は、東インド会社などを介して植民地から富を吸い上げ、疑いなく世界一の富裕国でした。音楽もそれとは無縁でなく、イギリス紳士たちはその財力でもって、ヘンデルをはじめ優れた音楽家を大陸から次々と引き抜き、楽壇は空前の活況を呈していました。 こうした状況にうまく乗っかってヒットしたのが、1706年の『ディヴィジョン・フルート』という曲集でした。イギリスのヴァイオリン奏者たちが得意としてきた人気曲を、リコーダー向けにアレンジしてまとめたもので、プロからアマチュアまで層の厚いロンドンのリコーダー奏者から熱い支持を受け、二年後には続編も刊行されています。 Play back... R. カー : イタリアン・グラウンド M. ファリネル : ファロネルのグラウンド (ラ・フォリア) C. グノー & F. シューベルト : アヴェ・マリア 再生方法などはこちら |