第七回演奏会

あてなるもの
水晶の数珠、藤の花、梅の花に夢の降りかかりたる.

 

2004年11月7日 19:30開演

於 新潟市音楽文化会館 練習室11

F. ショヴォン (Francois Chauvon, before 1710 〜 after 1740) 

  室内楽集『ティビアデス』 第一組曲より
    プレリュード〜メヌエット〜アルマンド

M. P. モンテクレール (Michel Pignolet de Monteclair, 1667〜1737) 

  カンタータ『ディドーの死』

J. デュフリ (Jacques Duphly, 1715〜1789) 

  ベロムブル 〜 三美神 〜 魔女メディア

L. N. クレランボー (Louis-Nicolas Clerambault, 1676〜1749) 

  カンタータ『オルフェウス』

金泉晶子 (ソプラノ) 

松井美和(フラウト・トラヴェルソ)

奈良秀樹 (ヴァイオリン) 

笠原恒則(チェンバロ) 


 一周年となる第七回では、ふたたび18世紀フランスをテーマとしました。一年前の第一回ではソプラノ二人の重唱でしたが、今度は器楽のオブリガートを贅沢に加えて、数あるフランス・カンタータの中でも指折りの傑作とされる二曲を取り上げました。

 今回はまた新しい試みとして、訳詞の字幕スーパーを用意しました。フランスのカンタータには歌による朗読劇とでもいうべき色合いが強く、いまどんな場面が語られているのか分からなければ、面白味も半減してしまいます。もちろんプログラムにも載せてはいるのですが、途中で見失ってしまったという声を過去に幾度もいただいていましたので、このような手を考えました。オブリガートの奏者がそれぞれ手の空いたときにめくって、物語とともに進行していくようになっています。


Play back...

J. デュフリ : 三美神

L. N. クレランボー : カンタータ『オルフェウス』から

     「行け、オルフェウス....

     「この影の国を統べる大王陛下.....

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